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2010年深セン⇔北京が僅か8時間
投稿者: Admin 掲載日: 2007-12-10(6619ヒット)

2010年に広深港客運専線が開通すれば深センから北京の列車による移動が現状の最低23時間から8時間にまで短縮されると深セン日報が伝えています。

国家発展和改革委員会(NDRC)が発表した5カ年計画には広深港客運専線建設計画が含まれ、同線は広州から北京を繋ぐ京広高速鉄路へと繋げられる予定となっています。

広深港客運専線は旅客列車専用として設計され、深センから広州を少なくとも時速200キロで走行し、移動時間が30分にまで短縮されます。現在この区間を運行する電車の移動時間は75分ですので、この路線が開通すれば深セン⇔広州を移動するビジネスマンにとってはより便利なものとなるでしょう。

また、国家鉄道網の開発計画詳細によれば、更に広州から北京へ移動する場合、北京行きの列車への乗り換えも簡単になり、広州から北京までは7時間30分で移動できるようになると伝えています。

今月6日に晶報が報道した内容によれば、約167億元(US$22億3000万)かけて2005年から建設が開始されている全長105キロメートルのこの鉄道路は2010年の完成を目標としています。

NDRCの計画では龍華運送ターミナルから、石岩、光明、公明を通り、東莞の長安、虎門を経由して、広州新火車駅にたどり着くと伝えられています。

珠江デルタ地域の発展速度が加速するにつれ、近年の深広鉄道はそれに追いつこうと懸命ですが、その能力は既に最大限に達しており、最近では線路工事や技術的な問題から長期的な計画の遅れなどが報告されています。このため、深センと広州を結び、人々が円滑に移動できる第二の路線の完成は日を重ねるごとにその必要性がどんどん高まってきています。

また、この広深港客運専線がベースとなってこれ以外の地域での線路網が将来的に敷かれていくことから、その前例として非常に重要な位置づけがなされています。

一方、北京と広州を結ぶ京広高速鉄路は新広州駅から湖北省武漢を通って北京までを結びます。現在、深セン⇔武漢の移動時間は12時間ですが、これが5時間にまで短縮されます。

現在、京広鉄路では毎日200本以上の電車が運行していますが、それでも乗客でも慢性的に混雑しがちで、特に春節や国慶節、または労働節などの時期には相当の覚悟が必要な状況です。

しかしながら京広高速鉄路が開通すれば、混雑がだいぶ緩和されるだろうと国家発展和改革委員会の交通運輸副官であるSong Chaoyi氏が語っています。

また京広高速鉄路が完成すれば、これまで利用されてきた古い路線は貨物専用路線として使用されることになります。

混雑が緩和される他にも乗客にとって時間的なメリットも期待されています。長距離を移動するには飛行機を利用するのが一番速いですが、空港から街の中までの移動時間を考慮した場合、それは必ずしも賢い選択ではないケースもあります。なぜなら、殆どの空港が街から離れた地域にあるため、街に入るまでの時間がかかるからです。

また、航空会社が出発の2時間前には空港に到着していることを要求するるため、所要時間は実際に移動している時間よりも遥かに長くなります。例えば、深セン内から北京に移動する場合、飛行時間は3時間ですが、チェックインは出発時間の2時間前ですので結局のところ所要時間は5時間となります。その上、深セン市内から空港までの移動時間が30分必要ですので、結局のところ北京へ到着するのに6時間は見ないといけません。

従って、長距離を移動する場合、飛行機と高速列車の所要時間を比較して利用する交通機関を判断する必要があります。


::深セン市では将来的に16路線::

深セン市では厳密な意味で16路線、合計546キロメートルの鉄道網が将来的に敷かれる計画となっています。深セン市発展和改革当局は、この全路線がいつ完成するのかは明らかにはしていませんが、実現すれば、広州、東莞、恵州など広東省の近辺都市間の移動時間がかなり短縮されると発表しています。



深広高速鉄路もこの鉄道網計画の1つに含まれ、中でも最も重要な珠江デルタ地域の東海岸線沿いにある主要都市間を結ぶ路線として位置づけられています。

同鉄路は東莞市長安鎮を通り、宝安大道、深セン国際空港を経由し、深セン地鉄1号線と連結します。

深セン市内の路線は22億3000万元(US$3億)かけて全程18.23キロメートルが建設され、この路線は2009年末に完成予定となっています。

::国家鉄道網の最優先プロジェクト::

包括的な国家鉄道網建設計画は中国の輸送発展計画の最優先課題として位置づけられており、国家発展和改革委員会が発表した最新の5カ年計画にもそれが明記されています。

晶報が木曜日に報道した内容によると、深セン市は広州市と共に福建省、江西省など東中国地域や長江デルタ地域の新たな鉄道網の中心の1つとして機能することになります。

また2010年までには深セン-波(浙江)鉄路と 深セン-厦門 (福建) 鉄路が完成し、長江デルタ地域および東中国での移動がより速く、より便利になります。これによ中国本土の強力な経済成長の中心地や、香港、マカオの拠点である珠江デルタ地域と長江デルタ地域の結びつきが強化されるます。

深セン-厦門鉄路は福建省の厦門、潮州を通り、広東省の汕頭、汕尾、恵州を通って宝安区龍華輸送ターミナルまでを結びます。

計画によれば、国家鉄路網の中心となるのは深センの他に北京、上海、広州、鄭州、武漢、承、西安、沈陽となっており、各地域の鉄道網は、主に都市間の高速鉄路として機能し、近隣の都市または省とを結び、より広い範囲で国家レベルのネットワークを構築するのが最終目的であると伝えています。

このように、中国東海岸地域に於ける鉄道網建設計画は今後も目覚しい発展が予想され、同時に私達の生活をより便利なものとするため、現在もその活動は休みなく続けられているようです。


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