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広州三元里大道にBRTを建設!
投稿者: Webcrew_02 掲載日: 2009-8-6(4353ヒット)

2015年の広州市の交通機関はどうなるか?「広州市都市交通改善実施方案研究」によると、パーク・アンド・ライド方式、旅客運送と貨物運送が邪魔でなく、静かな快適な交通環境を建築するという。この計画を実行するため、広州市は2010年までに総投資金額260億元、356項目の実施案を行い、2015年までには総投資額410億元、726項目の実施案を計画していると広州日報が伝えている。

新しい交通戦略
7月28日、「広州市都市交通発展モデル項目管理事務所」の公示祝典が広州大厦で行われた。この事務所は広州市中心区交通項目事務所にある。また、祝典上(※注1)地球環境ファシリティ(GEF)とのパートナーシップの調印も行った。広州市の将来の交通体制を更に研究するため、GEFは第一期として75万USドルを投資した。



現在、広州市は既に第一期の交通発展戦略計画を完成し、「広州市都市交通関税実施法」(以下は研究法案という)を提出、専門家の高い評価を受けた。この研究は広州市の交通戦略に対して革新的とも言える。研究によると、広州のような大都市に対して、交通機関の拡張は制限なく満足できるものではない。既存の交通機関に頼る意識から需給バランスを意識したものへ変わることで、交通をコントロールする必要性を出てきた。小型乗用車を制限し、大量輸送が可能なバス交通を優先するという意識を展開し、個人が都市に流入することから交通機関であるバスの拡張へ変える方針である。

トラックを整理する。
研究法案によると、交通需要の増加を一定範囲内でコントロールする。「需給バランス」を将来の都市交通問題の解決方法として努力する。それにより、広州市は一貫したコントロール措置を行う。例えば、小型乗用車のナンバープレートの発行を制限し、旧市街では一方通行路の整備を実行、中心街では渋滞費用を徴収し、駐車場価格を整備、特別な期間の車両の単一ナンバー或はダブルナンバーのみの使用に制限する。また自動車登録ナンバープレートの競売制度を実施するなどの措置が含まれている。これらの実施で一部の小型乗用車は中心区外へ移動され、バス交通機関に良い環境を提供する。

研究法案を基に広州市は都市及び交通モデル項目を計画する。これらの項目は2010年と2015年を目標として、短期項目と中期項目に分けられている。計画によると、広州市は2010年までに総投資額約260億元、356項目の実施案を行い、。2015年までに総投資額約410億元、726項目の実施案を行うよう計画している。この投資金額はGEFの寄付金、世界銀行の貸金と地方政府の支出により解決するという。

広州市は2010年のアジアオリンピックにおける大気汚染の改善計画にに協力するため、都市交通の発展計画においてはトラックなど大型貨物車の整理計画をを第一期研究課題として押し広める。

広州市は一定数のトラックを選んで、検査点検と運転手の運転教育を無料で行い、トラックが燃料の節約についての効果を検査し、トラック業界の省エネや排気ガス減少などを進め、都市の大気汚染を改善する。

都市交通改善実施案
①、道路網を改善
市内循環道路、都市内高速道路などの重点道路の開通に従い、広州市は既に都市快速交通の仕組を建設したが、道路不足などの問題でまだ未建設なところもある。この問題に対して、広州市は天河中心区、新城市、琶洲~員村地区、旧地区、海珠区中西部、同徳囲地区、金沙洲~大垣沙地区、白鵞淵地区、白曇新城、オリンピック地区、大学城及び周辺、新しい旅客運送駅などの17箇所の重点地区の道路網を改善する。同時に上下九路周辺、緑茵路の交通を重点的に改善する。

②、バス交通を改善
中山大道上に(※注2)BRT(バスラピッドシステム)テスト路線を建設しており、来年のアジアオリンピックまで開通可能となっている。2015年までには広州は2本のBRTを増加する予定がある。中期計画における広州大道BRTの長さは15.7キロ、長期計画の三元里大道(解放北路)BRTの長さは7キロである。

バス交通改善案において1つ重要な措置はバス優先交通とすることである。しかし、バスを優先にさせる重要な方法はバス優先路を保障することが必要で、広州市は黄沙大道、空港道路、広園路、人民路、沿江路、東暁路、工業工業大道、天河路などの重要な道路にバス優先道路を設置し、バスを通行させるものとする。

③、自動車以外の交通改善
現在の都市交通計画の中心として「速い」を目的とする都市快速交通システムであり、一方徒歩や、自転車などの「遅い」生活道路を整備することである。広州市は今後、歴史的文化特色と結びついた、環境的にも良い道路を建設を行い、旧地区においては遊歩道の整備などの改善を行う。

現在、中国国内の多くの都市は自転車と地下鉄をよく利用する交通網ではあるが、今後広州市では2020年の鉄道交通網を目標として、地下鉄周辺に162箇所の自動車以外の交通機関の駐車場(駐輪場)を建設することが計画されている。そのうち、短期計画によると、97箇所、約56790台の駐車が可能な駐輪場を建設する。

④、公的駐車場を改善
この数年、広州市の駐車場は常に不足状況である。この問題点に対して、「改善法案」は駐車場の供給の必要性と管理について提出を行ったが、統一した駐車場法案を作り、適正価格の措置を制定する。

また関係部門はバスの駐車スペースの研究方法を運用し、都市各区域のバス分布を公平に分析することにより、駐車の必要性を予測、194箇所、駐車台数43491台の公的駐車場を計画した。同時に、既存の駐車場の利用効率を高めるため、各商業ビルと企業に駐車場を開放するように奨励している。

市民が郊外へ住むように促すことと相まって、郊外と市内の交通リンクは市民の日常生活の重要な問題となっている。北京、上海などの都市においてはパーク・アンド・ライド(駐車場と地下鉄)のような効率的、省エネ計画に則った交通機関が頻繁に利用されている。政府は郊外の地下鉄駅周辺に大規模な公的駐車場を建設し、市民は車を公的駐車場に駐車して、地下鉄で出勤するように乗り換えるという法案を進めている。また2015年までに広州市は積極的にパーク・アンド・ライド方式を奨励し、地下鉄駅近くに24箇所の施設をを設置する。

⑤、貨物運送交通を改善
広州市は「物流都市」として、多くの貨物運送トラックが都市への交通に影響を及ぼしている。都市の貨物運送交通網を改善するため、2015年までに「旅客運送と貨物運送を分ける」という項目を実施し、トラックの通行禁止範囲と専用道路を確定する。市内のトラックにも整備を行う。

⑥、広州市以外の都市への交通を改善
広州市以外の都市への交通について、関係部門は既存の区域交通道路網の法案を基にして、広州市高等道路網の改善法案を提出している。最近、広州は474kmの高速道路を建設し、全工程の長さは3,191キロである。

広州市の新しい旅客運送駅を初めとして、次々と広州市外で(※注3)ジャンクションを建設し、鉄道交通を利用して市外への交通を整備する。

⑦、インテリジェント交通を改善
現在、広州市の交通警察、交通委などの部門はそれぞれ完全な交通情報を持っている。2015年までにこれらの情報を整理し、シュミュレーション評価センターを建設し、一地区或は、1道路の通行能力、車両流量などの状況を確実に評価。各交通管理部門に技術的支援を行う。関係部門は広州市専用交通信号コントロールシステムを開発する。このシステムは「バス優先」という原則を一貫すると同時に、特別な交通状況にも適応させる。

⑧、交通の必需性の管理
交通における必需性をコントロールする主な方法としては、政策と経済てき見地から小型乗用車の使用量をコントロールする。また、土地計画、設備建設、道路使用権の手配、財政支援などの方面においてバス優先を先行させ、個人が市内に乗り入れる現状の交通状態から公共交通機関であるバス交通の方式へ切り替える。

この目的を達成させるため、広州市は将来交通渋滞費を徴収する。ラッシュアワー或は混雑路においても、中心区に入る自動車は税を徴収する。道路渋滞費はロンドン、シンガポールなどの国際都市ですでに実行されている。研究法案によると、広州市内の道路で渋滞費措置を行い、徴収モデル区は老城区或は天河区から取りかかる。

その他、広州市は中心区でバイクと電動自転車の通行を制限すること、またこれは番禺区、花都区へ拡大する。同時に既存のトラック通行禁止範囲と時間を調整改善し、ラッシュアワー時にバスの運行をうまく同調させる。

⑨、交通安全について
関係部門は広州市が道路交通安全の管理不足について、以下の研究を提示した。
1、事故のデータ収集と分析システム
2、事故の調査プログラムと内容
3、事故と死亡のコスト計算
4、道路の交通安全審査
5、都市の安全管理目標

⑩、環境を改善
交通システムを改善することにより、都市の環境を改善する。将来広州市は高汚染がある車両への排除計画を加速させる。車両の環境保護指数を高く設置、通行範囲の修正により、高排気車両の使用を制限する。また低排出地区を建設する可能も示唆し、自動車の燃料を現在のガソリンと省エネ燃料、LPGなどを含んだ「多元化自動車燃料」へ変える。

更に交通による騒音をコントロールする。例えば幹線道路に騒音監督監査システムを設置し、広州市の騒音地図を書くなどである。

※注1:地球環境ファシリティ(GEF)
地球環境ファシリティ(GEF)は、国際機関、非政府組織(NGO)、民間セクターと連携しながら、加盟国177ヵ国の政府と一体となって地球環境問題に取り組む一方、各国が進める持続可能な開発イニシアティブを支援している。また、国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)、世界銀行の3つの実施機関、そしてアフリカ開発銀行(AfDB)、アジア開発銀行(ADB)、欧州復興開発銀行(EBRD)、国連食糧農業機関(FAO)、米州開発銀行(IDB)、国際農業開発基金(IFAD)、国連工業開発機関(UNIDO) の7つの執行機関をはじめとする様々な組織とパートナーシップを結んでいる。(引用:世界銀行東京事務所)

※注2:BRT(バス・ラピッド・システム)
バス・ラピッド・トランジット (Bus Rapid Transit) の略。バス専用車線や連節バスなどを用いた都市輸送システムのこと。




※注3:ジャンクション
ジャンクション (junction) は、異なる方向に進もうとする複数の車両を中心とした交通を制御し、交通事故を最小限にするために設けられた施設である。

(シンセンスクエア)


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