| シンセンスクエアトップ | » | ニュース | » | 事件・事故 |
| 事件・事故 :[深]フォックスコン、ついに社長会見 | |
| 投稿者: webcrew_01 投稿日時: 2010-5-27 16:20:00 (2042 ヒット) | |
| フォックスコン(富士康)の社長Terry Gou氏は、昨日5月26日木曜日、深セン宝安区の龍華にある自社工場においてメディアへ会見を行ったと新華社が伝えている。 世界で最大のエレクトロニクス製造企業であるフォックスコンは、この20年間で初めて龍華工場を世界のメディアへ向けて開いたと同紙は伝えている。 フォックスコンの台湾親会社である鴻海精密工業の社長であり、創設者でもあるTerry Gou氏が工場で働く28万人の労働者の就業条件を明らかにするため、今回初めて工場見学を報道陣に行ったという。Gou氏は労働者による相次ぐ自殺への対応のため、昨日深センに到着した。 「メディアの皆さんが実際にインタビューを通して従業員の生活を見てもらいたいと思います。」と彼は話した。 またGou氏は悲劇を防ぐことができなかったことを陳謝し、会社が従業員の中の問題を提起するために新しいカウンセリング方法と早期発見に善処することを明らかにした。更に会社が労働の搾取をする工場では決してないことを言明し、しかしその管理にはいくつか問題点があったことは認めた。 「どんな管理も完全ではありません。わたしたちはこの状況を改善するために最善をつくすつもりです。」とGou氏は話し、80万人もの人間を管理することが“簡単ではない”ことを付け加えた。 また死者への言葉として、「深く痛惜し、たいへん心から若い労働者の死を謝りたいと思います。そしてこの数ヶ月、全力を注ぎましたが私たちはこうした悲劇が起こることを防ぐことが出来なかったことを非常に残念に思います。」 「多くの親たちが自分達の子供を私たち企業に預けており、経営者側は空前の圧力に直面しています。そして私たちは良い労働、生活、教育環境を彼らに提供する責任もあるのです。」とGou氏は何百人もの記者たちに対して語った。 投身自殺を図ったLi Haiさんの死より僅かに3日前、Gou氏は自殺防止について心理学者らと話し合いを行っていた。しかし、Liさんの飛び降りは手すりが壊れていたために起こったとも話した。 「Liさんはストレスも少なく、見習いとして働いていました。自殺の理由は個人的なことであったと思います。父親への遺書を残していますから。」とGou氏は話した。、 しかしこれに付け加え、「状況が改善しないなら、幹部社員と更なる心理学的コンサルを求めるつもりです。」 「私は深センに向かう前、友人がマスコミに向かうべきではないと示唆してくれましたが、責任ある企業として、何も隠れて問題に直面する必要はありません。」 「過去5年間、私は妻と養ってきた兄弟を弔った経験があり、その気持ちは理解できます。」と語った。 そして「20年前にこの不毛の土地に工場を稼動させて以来、私たちの工場では、全ての労働者が保護されるべきであり、それが私たちのモットーでもあるのです。そしてこの目標は不変のものなのです。」と語った。 深セン市党首である王栄氏もまた昨日フォックスコンを訪問している。 昨日の記者会見では深セン市政府の書記長である李平氏が、深セン市が同様の悲劇を防ごうとするフォックスコンに対し、協力チームを結成することを明らかにした。 方法として、社員の心の健康を測るためのより多くの心理学者とカウンセラーを準備することが含まれている。また市の労働連合組合は約200~300人のカウンセラーを置くことになっている。 深センの工場で自殺を図った11人の労働者の殆どは、就業期間が6ヶ月未満の若い労働者だった。 深センの8つの企業で、中国科学院から派遣されたチームによる指導で行われた調査では、フォックスコンの労働者は他の7つの企業よりストレスに弱いことが示された。 深セン労働連合組合により行われた調査では、フォックスコンの143名の労働者を含む178名にインタビューを行っている。20代における労働者の心理学的な弾性は30代よりも低いことがわかった。高校教育や専門教育を受けた労働者は、その高等教育とは対照的に人生や職業の問題に簡単に影響を受けやすいと調査は語っている。 また流れ作業につく多くのフォックスコン従業員は、人生に対して否定的な態度をもっているという調査結果が出た。 北京を拠点とする清華大学の教授であるPeng Kaiping教授は、深センにおける討論会において、会社は心の救済を強化すべきであり、また会社にはプロのカウンセラーが不足していると発言した。 Peng教授はまた、「フォックスコンにおいて同僚への教育は新人社員を教育するための有効手段です。新参者は経験豊富な仕事仲間と話すことを通じて、人生に積極性を学ぶことができます。」と話している。 フォックスコンでは100名のプロの開業医を訓練し、労働者をサポートするために追加として1,000人の心理カウンセラーを雇う予定である。 一方、自殺予防としてのフォックスコンの計画として、深セン工場における労働者を50名のグループに分割する計画がある。各チームはチーム育成活動に責任を持つリーダーを選出する。 Terry Gou社長は、「カウンセラーとチームリーダーを育成するには時間がかかるでしょうが、私たちは従業員のためにこれをする決心をしています。」と語った。
(シンセンスクエア) |
|
|
|
| 過去の関連記事 |
|
| 最新ニュース |
|


フォックスコンの台湾親会社である鴻海精密工業の社長であり、創設者でもあるTerry Gou氏が工場で働く28万人の労働者の就業条件を明らかにするため、今回初めて工場見学を報道陣に行ったという。


