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第34回オフショア運用で得する人は誰か?
投稿者: Webcrew_01 掲載日: 2010-6-22(3361ヒット)

私の現在の顧客内訳は、香港・中国を中心とした海外居住者が約半数、日本居住者が約半数です。起業当初は香港・中国在住者向けにオフショア資産運用コンサルティングのビジネスを開始したので、本ブログに掲載している内容も海外居住者にとってメリットの多い投資手法を中心に紹介しております。

最近になって、日本居住者からのお問い合わせも増えてきたので、日本居住の顧客数も増えてきている状況です。但し、本ブログでも何度か紹介しておりますが、オフショア運用の非課税特権、低率な販売・管理手数料、日本にはない運用商品の活用、相続対策といったメリットを最大限に生かすことができるのは現時点で海外居住もしくは将来的に海外居住を予定している方です。現時点で日本居住、かつ将来に渡って日本居住となる予定の方は、運用プランを事前に良く検討しておかないと、オフショア運用のメリットよりもデメリットの方が大きくなってしまう可能性もあります。

オフショア運用で得する人は、現時点で海外在住、老後を海外で暮す予定、子供を海外の大学に生かせる予定など、何かしら海外でお金を使う予定のある方となります。日本居住者にとってオフショア運用そのものは合法ですが、海外で得た投資収益は日本国内で確定申告義務が発生しますし、相続対策は日本の法律に従って行なわなければ追徴課税される恐れもあります。また、外貨建てで運用した資産を日本円に戻すタイミングを間違えると為替差損が発生する恐れもあります。ですから、将来に渡って日本在住予定の方がオフショア運用をする場合は、海外在住の方よりもじっくり時間をかけて、事前に運用プランと人生計画を良く検討する必要があります。

税制と相続に関して日本の法律に準拠しなければならないので、それ以外の運用メリットと、香港まで来る旅費コストを天秤にかけなければなりません。一般論となりますが、積立投資や個人年金プランを活用して中長期運用のプランを構築出来る方は旅費を払って香港まで来る価値があると思いますが、短期運用のキャピタルゲイン狙いである場合、オフショア運用のメリットを十分に生かしきれない可能性があります。

では、運用プランが満期を迎えるときに一時的に海外居住者になっていれば良いのかと言うと、そうとは言い切れません。海外居住者として認定されるためには、1年の183日以上を海外で暮していること以外に、日本国内で保有する不動産を全て売却し、海外で永久居民ビザを取得して、家族帯同で海外に住んでいなければなりません。皆さんにそこまでの覚悟があれば、オフショア運用のメリットを最大限に生かすことが可能となりますが、日本セミナーのとき、私の歯切れがいつも悪いのは、セミナーに参加している全員の方がオフショア運用のメリットを生かすことは出来ないと思っているからです。

一方、香港や上海でセミナーをしているとき、私の歯切れは急に良くなり、セミナー後の成約率も高くなる傾向があります。現在、海外で暮している方は、一時的に日本へ帰国することがあっても、将来的にまた海外在住となることで、オフショア運用のメリットを最大限に生かすことができるからです。

私は海外で脱税や資産隠しを目的としない全うな資産運用コンサルティングを目標としているので、お問い合わせ頂いた全ての方のご要望にお応えできるわけではありません。また、海外投資では、国内投資よりも自己責任の度合いが強くなりますので、ある程度の英語力とネットバンク操作に関する知識が必要となることをご理解ください。海外で資産運用する=将来的に海外で仕事・生活・留学をするプランと直結することになります。今年はアジア各国を出張で回る予定でおりますので、資産運用のご相談だけではなく、海外生活に関することもお気軽にお問い合わせください。


香港在住ファイナンシャルアドバイザー
木津 英隆
Email: hidetaka.kitsu@gmail.com

筆者ブログはこちら
香港FA木津英隆のマネーは巡る
http://blog.explore.ne.jp/kitsu/











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