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第32回HSBC口座開設目的は何ですか?
投稿者: Webcrew_01 掲載日: 2010-6-8(4109ヒット)

最近、HSBCの口座開設サポートの依頼が増えてきました。外貨預金と投資口座がセットになった総合口座は、預金残高別に、Smart Vantage、Advance、Premierの3種類がありますが、英語が少し分かる方であれば、1万HKドル(約12万円)以上の預金で開設できるSmart Vantage口座で十分だと思います。

HSBC行員と英語で意思疎通が可能かどうかを確認するために、最初に以下2つの質問が聞かれます。

1. Do you speak English? (英語は話せますか?)
2. What is the purpose of opening a bank account? (口座開設の目的は何ですか?)


1.の質問は自信を持って、「Yes. I can speak English! 」と答えましょう。遠慮して、「a little」 などと付け加える必要はありません。2.の質問は、外貨預金のみで良い場合は「Because I would like to have a multi currency banking service.」と答えれば良いでしょう。投資口座の開設を希望する場合は「Because I would like to have investment account service.」と回答します。

上記2問の口頭質問をクリアーすれば、あとはあらかじめ用意した口座開設申請フォームに、パスポートと住所証明を提示すれば、口座を開設することが可能です。それほど高度な英語力が要求されているわけではありません。

最近、口座開設のサポートをしていて良く思うことは、口座の開設そのものが目的になってしまっている方が多い、ということです。2002年にペイオフが解禁されて、日本の金融機関の破綻が懸念されていた時期は、ペイオフ対策として海外で銀行口座を開設することは有効な手段でしたが、その後、日本の金融機関の格付けが回復したことで、普通預金目的で海外の金融機関にお金を預ける意義は薄れました。また、日本国内の証券口座でも海外株式や海外ETF(上場投資信託)を気軽に購入できるようになったので、香港の銀行や証券会社の投資口座で株式やETFを運用する意義も薄れたと言えます。香港の銀行口座は2年以上利用していないと、口座が凍結されて現金の引き出しができなくなります。また、明細書や通知書は全て英語で発行されるので、英語があまり得意ではない方にとっては、香港での口座開設はデメリットの方が多いかもしれません。

香港で口座を開設するなら、香港で資産運用する目的をはっきりさせてから、口座開設するべきです。中長期的な運用方針を定めて、運用で得られる収益や配当金を受け取るために、香港の銀行口座を利用することは有効な手段です。また、日本や中国から海外送金する際も、香港に自分名義の口座があれば、スムーズに送金手続きを行なうことができますし、インターネットバンクで容易に残高を確認することができます。将来的に海外へ移住する予定のある方は、香港に口座を持っていれば、移住後の選択肢が広がります。

香港に出張や旅行で頻繁に来られる方は、まずは香港で口座を開設して、現地でアドバイザーの話を聞いてから資産運用計画を作っても構いませんが、普通のサラリーマンの方は、それほど頻繁には香港へ来ることができませんので、事前に電話やメールで資産運用プランをご相談頂き、運用計画が定まってから、申込手続きと口座開設のために香港へ来て頂くと良いと思います。

香港での口座開設は、資産運用プランニングのツールの一つに過ぎませんので、まずはご自身のライフプランと資産運用計画について、メールでお気軽にご相談ください。


香港在住ファイナンシャルアドバイザー
木津 英隆
Email: hidetaka.kitsu@gmail.com

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http://blog.explore.ne.jp/kitsu/











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