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第27回海外投資に必要な語学力
投稿者: Webcrew_01 掲載日: 2010-4-19(816ヒット)

最近、シニア層の方でも、HSBCなど香港の銀行で投資口座を開設して、香港で中国株や新興国関連ファンドの購入を希望される方が増えています。日本の赤字国債問題を受けて、将来のリスクヘッジのために、資産の一部を香港の銀行のマルチカレンシー口座に預けておくのは良いと思いますが、日本で株式や投資信託を購入した経験のない方が、香港でいきなり投資口座を開設することはあまりお薦めできません。

12月8日ブログ「HSBC投資口座を開設するには?」でも書いたとおり、投資口座を開設するためには、リスク許容度調査に関するアンケートを、HSBC行員と英語でやり取りしなければならないため、英会話に自信のない方は、投資口座の開設は控えた方が良いでしょう。また、HSBCなどの投資口座を活用して、日本よりも高い利回りで安全に資産を増やせると考えている方もいるようですが、これは大きな誤解です。投資の仕組みは世界中どこでも同じなので、同じ株式や投資信託のリターンが、日本より香港の方が極端に有利になるということはありません。投資商品であれば、日本で購入しても、香港で購入しても、価格が変動するリスクは常にあります。

では、香港で投資する利点は何かというと、税制面のメリット、投資信託の内部コストが安いのでリターンを出しやすい、マルチカレンシー口座になっているので為替変動リスクをあまり気にする必要がない、個人型年金プランや貯蓄型保険など元本保証型商品の利回り実績が高い、日本では販売されていない投資商品を購入できる、といったメリットが挙げられます。香港で購入する金融商品にもそれぞれメリットとデメリットがあるので、アドバイザーと相談しながら、自分の現在年齢とリスク許容度に適した金融商品を選択するべきです。

また、香港で投資される方は、語学力とITのスキルもある程度、必要です。昨日、上海在住のお客様の積立投資プランの積立金が銀行口座から引き落とせなかったという連絡が保険会社よりあり、すぐにお客様へ連絡、お客様からHSBCのサポートデスクに電話で問い合わせて頂き、インターネットバンクでも残高を確認してもらったところ、積立金は予定の期日に引き落としできていたことが判明しました。結局、保険会社側の確認ミスだったのですが、この間、私とお客様は、メール、スカイプ、携帯電話で連絡を取り合って、迅速な対応をしたので、すぐに保険会社のミスだと分かりました。

海外の株式や投資信託での運用を希望される方は、上記のようなやり取りを英語(もしくは中国語)とインターネットを駆使して、スムーズに対応することができなければ、何か問題があったときに、ご自身が不利益を被ることになるでしょう。語学やインターネットの操作に自信のない方は、投資口座で株式や投資信託を運用するのではなく、個人年金プランやランドバンキングなど、中長期運用で利回りの安定しているプランをお薦めさせて頂きます。価格が変動するリスクは低いので、市場の動きに一喜一憂する必要がありませんし、1年に1回郵送で送られてくるステートメントで運用状況を確認することができます。


香港在住ファイナンシャルアドバイザー
木津 英隆
Email: hidetaka.kitsu@gmail.com

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香港FA木津英隆のマネーは巡る
http://blog.explore.ne.jp/kitsu/











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