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第14回人民元預金は有効か?
投稿者: Webcrew_01 掲載日: 2010-1-8(1087ヒット)

先日、シンセンの南山区へ出張に行ってきましたが、夕方の交通渋滞がひどく、お客様とのアポイント時間に遅刻してしまいました・・。ラッシュアワーはタクシーがなかなかつかまらず、移動時間が読みづらいですね。

もともと畑しかなかったような村を、これだけの大都市に発展させてしまうのですから、中国の経済合理性とスピード感には恐れ入ります。地下鉄も突貫で延伸工事が進められており、2011年にはシンセン空港までつながる路線が開業するそうです。工事の安全性が気になる所ではありますが、地元政府がやると決めたことは、あっという間に実現させてしまうのが中国の凄い所です。

昨日はシンセン在住の駐在員の方との個別面談でしたが、駐在期間中に溜まった人民元預金をどうやって運用したら良いかというご相談を受けました。一時期、人民元預金がブームになったこともあり、比較的金利の高い人民元の定期預金に預けている駐在員の方が多いようですが、果たしてこれは有効な運用手段でしょうか?

駐在期間が長くなる予定の方は1年~2年の定期預金を組んでも良いかもしれませんが、生活費で必要となる人民元の普通預金を除いて、私はあまり人民元の定期預金を増やし過ぎることをお薦めしておりません。なぜならば、国の発展に必要となるインフラの地下鉄の延伸工事は急ピッチで進めらていますが、人民元の国際化についてはようやく作業部会が立ち上がったばかりであり、人民元を自由に外貨と両替したり、自由に海外へ送金できるようになるまでは10年~20年はかかるのではないかと思うからです。

ファンドや株式への投資は中国やインドなど中長期的な成長が見込める新興国へ投資した方が有利ですが、通貨については現時点で最も流動性の高い通貨を選択するべきです。世界貿易における決済通貨で、最も取引量が多いのがUSドルです。

また、近年、景気回復期はドル高、景気後退期は円高というトレンドが形成されていますが、この傾向はしばらく続いていくと思います。従いまして、円高のときに出来るだけ多くの外貨建て資産で運用し、ドル高になったときに資産を円に戻すのが有効な投資手段と言えます。予想に反して、円高が進行した場合も焦る必要はありません。香港の銀行口座はマルチカレンシー口座になっているので、ドル高に戻るまで、そのまま外貨で保有しておけば良いのです。

こうした様々な利便性を考えると、中国在住の駐在員の方にとっては、香港の銀行口座やファンド・保険などの運用商品を活用するメリットが大きいと思いますが、如何でしょうか?シンセン・広州地区へは月に1~2回程度、個別面談会を開催しているので、お気軽にお声掛けください。

香港在住ファイナンシャルアドバイザー
木津 英隆
Email: hidetaka.kitsu@gmail.com

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香港FA木津英隆のマネーは巡る
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