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深センの前半期経済情勢
投稿者: Webcrew_01 掲載日: 2009-6-17(3018ヒット)

深セン経済は2009年、どう推移していくのか、多くの人々が関心を寄せている。

この度の経済危機に対し、各国間ですでに形成されている共通認識がある-「危機からの脱出には中国の安定的な経済発展に頼らざるを得ない。」ある意味からいえば、深セン経済の行方は中国経済にとっての指標となる。公表されたばかりの最新データによれば、深センは再び高度成長路線を回復しているようだ。

深セン経済全体の中で、第2次産業における第1四半期成長率はわずか0.9%の伸びを示すにとどまり、その工業生産成長率もわずか0.4%と、市全体のGDPを6.5%に引き下げる結果となった。しかし、第2四半期の数値を見ると、3,4月と工業生産はわずかながら回復し、5月に入ると安定した伸びを示し、5月度の工業生産額は272億2,600万元と、4月度の247億8,200万元に比べ9.84%も増加している。2008年の同じ時期、生産額は288億1,900万元だったので、前年と比較すると依然としてマイナスではあるが、深セン工業製品の価格、特に輸出製品の価格が下落しているという要素及び季節的な要因を考慮して計算すると、5月度の実質成長率は前月比20.85%、前年比21.81%という高い伸びだという事が分かる。

中国全体で5月度の工業生産に増加が見られたのは、中国政府が金融危機に対して打ち出した一連の政策、特に4万億元を投じて実施された景気刺激策による影響が大きい。しかし、深センの工業分野においては、輸出による伸びと企業各社の努力が頼りとなった。世界経済は日本などの主要な工業生産国においても、4月度は落ち込みの幅が狭まり始めている。1カ月前、深セン5月度の工業生産成長率がこれほど高い水準に達するとは誰も予測していなかっただろう。これを見れば、世界的な経済危機の洗礼を経て、深センの工業は総合的な競争力を大幅に高めたという事が分かる。第2四半期の工業生産成長率は前年比約10.15%に達するだろうと予測されている。

輸出においては、4月度125億9,000万ドル、5月度116億ドルと総額は減少しているものの、季節的な要素を除いて計算すると、実質成長率は前月比1.79%増加している。

上記分析から、我々は一つの結論にたどり着くことが出来る。深セン経済は全国の経済発展を率先していくという基本姿勢を維持している。2009年の深セン経済成長率が2ケタ台に達する可能性も高いといえる。


(シンセンスクエア)

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