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暑さに負けないスープレシピNo.2
投稿者: Admin 掲載日: 2006-7-27(1835ヒット)

日本でスープカレーが流行りだしたのは2004年の末ぐらいから。発祥は札幌ですが、ご当地札幌では30年以上も前からこのスープカレーが存在していたとか。さらさらのスープのようなカレーが、なぜそんなに流行っているのかといえば、スパイシーでスープに食べ物のうまみが凝縮されているせいだと言われています。

さまざまなスパイスを使うことで、食欲をそそり、暑さバテには最高な一品です。今回はこのスープカレーについての特集です。まずはスープカレーに使われるさまざまなスパイスについてご説明します。

スパイスは中医漢方でいうところの漢方と同じ処方があるといわれています。スパイス王国のインドでは、病気の治療に使われるほどですから、それはもはや漢方といっても差し支えないでしょう。薬膳料理や火鍋などに使われる漢方同様、このスープカレーにもたくさんのスパイスが使われます。スープカレーが体に良いとされるのは、きっとこのふんだんなスパイスのせいでしょうね。

例えば、

① カルダモン  消化促進、解熱、精力増進、風邪、咳、気管支炎
② クミン    健胃、整腸、駆風、解毒
③ クローブ   健胃、歯痛、風邪、咳、ぜんそく、のどの痛み、低血圧
④ サフラン   婦人病、鎮痛、鎮静作用
⑤ シナモン   健胃、利尿、頭痛、発汗解熱、気管支炎
⑥ ジンジャー  胃腸、嘔吐、めまい、冷え症
⑦ ターメリック 消化剤、胃・胆嚢、駆風、糖尿病、皮膚疾患
⑧ ナツメグ   下痢、腹痛、消化不良、乳汁分泌、不眠症
⑨ 黒こしょう  慢性消化不良、大腸の整腸、肥満、手足の冷え
⑩ コリアンダー 血液浄化、発汗、利尿、健胃、整腸

といった効能が知られています。風邪気味なときなど、このスープカレーを食べると早めに治ってしまうというそうですから、すごい効能です。

ではスープカレーの作り方、ご紹介しましょう。


≪スープカレーの作り方≫ 4人前
◇基本のスープの作り方


  • 豚骨 1本
  •  
  • 鶏のがら 1羽分
  •  
  • 人参 1本

  • たまねぎ 1個

  • ニンニク 4-5片

  • セロリ 1/2本

  • 白ワイン 200cc本

  • 水 2リットル

①鍋に水をいれ、強火で沸騰させる。

②沸騰したら豚骨と鶏のがらを入れ、再度沸騰するまで強火で煮る。

③一度全部水を捨て、アクをきれいに落とす。この際、鍋についてアクもきれいにぬぐっておく。再び水2リットルを入れ、強火で加熱する。沸騰したら、中火でさらに沸騰させ、落ち着いた状態で煮立たせる。

④人参、たまねぎ、ニンニク、セロリ、白ワインを入れ、最低2時間は煮込む。大量にアクが出るので、そのつど丁寧にアク取りをする。水が減ってきたら足し、野菜が焦げ付かないように何度かかき回しながら、アク取りをつづける。およそ2時間半くらいで凝縮したスープが出来上がる。

◇カレーの作り方
 <基本のスープ>

  • たまねぎ 1個

  • 鶏のレッグ 4本

  • 人参 1本

  • じゃがいも 2個

  • なす 2本

  • その他野菜 あれば ブロッコリー、アスパラガスなど

 <スパイス類>

  • ニンニク 10片

  • クミン 小さじ1

  • コリアンダー 小さじ1

  • バジル 小さじ1

  • ブーケガルニ 1袋

 <トマトの水煮缶+煮込み用調味料A>
 煮込み用調味料A

  • ウスターソース 小さじ3
  • ケチャップ 小さじ3
  • コンソメ 小さじ4
  • 砂糖 小さじ1と1/2

 辛味スパイスB

  • クミン 小さじ1と1/2

  • コリアンダー 小さじ1

  • カルダモン 小さじ3/4

  • シナモン 小さじ1

  • クローブ 小さじ1/2

  • ナツメグ 小さじ1/2

  • 黒こしょう 少々

  • マスタードシード 小さじ1

  • 唐辛子パウダー 小さじ1

  • ヨーグルト 小さじ1

  • マンゴーチャツネ 小さじ2

①フライパンに油をひき、みじん切りにしたたまねぎをあめ色になるまで炒める。最初は水っぽいが次第にあめ色になってくるが、焦げ付きには注意する。

②たまねぎを別の器に出し、改めて油をひいてみじん切りのニンニク、クミン、コリアンダーを弱火で炒める。スパイスの香りがよくなってきたら、たまねぎをもどし、更に炒める。

③鍋にある基本のスープに炒めたスパイスとたまねぎを加える。鍋は中火で加熱し、火力を保つようにする。

④トマトの水煮缶と煮込み用調味料Aを7割くらい入れて20分煮る。

⑤火を止め、スープを濾す。濾した後のたまねぎは別の料理にも使えるのでとっておこう。

⑥濾したスープを再び中火で加熱する。残った煮込み調味料Aと辛味スパイスB、ブーケガルニを入れる。ブーケガルニは5分ほどで引き上げる。香りが強いのであまり長時間浸すとスパイスとのバランスが崩れてしまうため。

⑦鶏のレッグはあらかじめフライにしておくか、圧力釜で煮込んでおく。そのとき、少々のスパイスを香り付けにつかうとよい。

⑧同様に人参、なす、じゃがいも、その他野菜も素揚げにしておく。

⑨⑦で準備しておいた鶏のレッグを20分ほどスープで煮込む。

⑩深めの更にスープを注ぎ、鶏のレッグ、野菜を盛り付けて完成!

予め基本スープをつくっておけば、カレーを作るのにはそんなに時間はかかりません。濃厚でスパイスの効いたスープカレーを味わうには手間もヒマもかかりますが、そのお味は最高です。

ここでも、自作は無理という方のために本格カレーの店を何軒かご紹介しましょう。

【タイカレー】

  • 金津カリー 福田区振華路163号飛亜達大廈1階 (0755)8328-4218 タイカリーが食べられます。


【インドカレー】

  • 印度小厨 (Yin Du Xiao Chu) 福田区振華路42号 (0755)8332-7822 本格インド人のナンがおいしいです。

  • TANDOOR 羅湖区人民南路発展中心大廈大堂A (0755)8228-1808


また、スパイスや香辛料は日本のハウス食品の商品も強い味方です。日本のスーパージャスコやOleなどの輸入食品を販売するスーパーでは手に入りやすいと思います。

基本のスープ作りは大変ですが、きちんと作りこむと濃厚なスープが味を引き立たせてくれます。また他の料理へのアレンジもできますのでスープストックとして作り置きしておくのも手ですね。また、スープカレーに寒天を加え、冷やして固めておき、茹で上げた野菜に、ゼリー状になったスープカレーを細かく砕いてミックスすれば、夏の涼しげな一品にもなります。これで一気に夏バテ解消です!

<バックナンバー>
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(シンセンスクエア)

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