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外国人専用病院が深センに設立準備
投稿者: Admin 掲載日: 2006-12-21(6359ヒット)

深センに在住する日本人にとって、大変喜ばしいニュースが届いています。香港や、マカオ、台湾、その他海外の患者を対象とした外資による2箇所の医療サービス施設が近く深センで設立されます。深セン日報によれば、この事実は深セン市衛生局チーフJiang Hanping氏が衛生部の監査チームと面会した18日(月)に明らかにされたと伝えています。

初の合弁病院として11月にオープンした龍珠医院に続いて、これらの新たな病院も香港人やマカオ人、台湾人、その他裕福な地元の人々にも医療サービスを提供していくだろうと同紙は伝えています。

衛生副部長のHuang Jiefu氏は深センのような発達した都市に海外投資家が医療サービス市場を切望するのは十分に理解できると話しており、また同氏は深セン市が率先してこれを体験しその他の都市のよい例になってくれればとコメントを発表しています。

台湾からの投資によって深セン市に設立される愛群医院は、深セン市における台湾人の人口が増加を辿る上で医療サービスの需要を狙ったもので、宝安区の龍華鎮に600人の入院患者を収容できるなどその医療サービスの規模が期待されています。同医院は2005年に国家衛生部から承認を得て、海外投資によって2番目に深セン市で設立される医療サービス機関となります。

一方、米国ハーバード大学の医学部と繋がりをもつ病院の設立も準備が進められており、現在建設する土地を確保する段階にあることをJiang氏は明らかにしています。

この他、衛生局では英国を拠点とするウィズダムインターナショナルインベストメントマネージメント社と深セン市における医療施設の設立に関する協議を進めていることが既に報道されており、初期段階での計画によればこの病院は多くの外資系企業が隣接する南山区の科技園内に設立されることになる模様です。

ウィズダムインターナショナル社の職員の話によると、同社はフランスのトップ医科大学として著名なCHU de Poitiersと正式なパートナーシップを締結しており、深セン国際医院(Shenzhen International Hospital)の建設用地についても衛生局とすでに合意に達し、あとは市政府による承認を待つばかりだと話しています。こちらの病院では300人の患者を収容することができると発表されています。

また深セン在住日本人にとっては、日本の医療保険などが適用できるかどうかという部分が気になるところでありますが、衛生局チーフのJiang氏が病院の保険適用について同局が国際保険ネットワーク(International Network of Insurance)から正式な承認を得られるように現在協議を進めているところだと話しています。

同氏によれば、新しく設立される病院を監察して承認することを国際保険ネットワークに要請しており、承認されれば海外で購入した保険を適用して医療費を支払うことができるようになると話しています。

この他、濱海大道通りにある公共医療施設の濱海医院は上層階級を対象としたVIPベッドを300台確保していると同氏は話しています。

統計によれば2005年に深センの病院に入院した香港人、マカオ人、台湾人は1442人でそのほとんどが公共病院を利用しており、衛生局は深セン人民医院、北京大学深セン医院、羅湖区人民医院などを華僑人に対する医療サービスを提供する医療施設として指名しています。

衛生局の副長Xu Sihu氏によれば、これらの医院のうち3箇所は特別な通路と病棟が用意されており、また英語が堪能なシニアドクターが常勤しているなど患者のニーズに対応したサービスを受けることができるということです。

またXu氏は、香港人、マカオ人、台湾人に限らず、それ以外からの外国人も深センに長期滞在するのであれば社会保険制度を利用することで公共医療機関における医療費用が賄われるのでこの制度を利用することが望ましいと話しています。

今後、日本人に対応した医療機関として、日本語の話せるスタッフや日本語で受けられる診察などに対応できる医療機関が設立されると、深セン在住日本人にとっては何よりの朗報となるに違いありません。


(シンセンスクエア)

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