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賃貸住宅の基本情報
投稿者: Admin 掲載日: 2009-3-20(7497ヒット)

深セン、あるいは広州や東莞へ赴任。そんなことが突然決まったとします。多くの方が会社が準備してくれると頼りきりではありませんか?

どんな場所に住むのか?
間取りは?
家賃は?
周りの環境はどうでしょう?

海外暮らしの長い人でも、初めての地では誰もが初心者。そんな不安を抱えた人へ中国での住宅基本情報をご紹介します。

<住宅の種類>

中国では一般的には高層マンションが基本です。日本のような一軒家の家屋は珍しく、また地域の治安や防犯という面から考えて、都市部ではマンション設備のほうが便利ではあります。また赴任者の多くが単身者の深セン地域では単身者用ホテルでのサービスアパートメントなども捨てがたいものです。一般的に言って、住居は住宅専用ビルにおけるマンションルームのほうがよいでしょう。

また部屋により家具がついていない部屋と家具つきの部屋があります。財テクとしてマンションが多く買われたこともあり、一般人のマンション所有者が個人で部屋を貸し出している場合があるので、こうした場合はほぼ家具つきのマンションとなっています。





【賃貸マンション】

不動産会社所有のものは少なく、ほぼ個人所有のものを不動産会社にて紹介斡旋する形式です。運良く大家さんと直接交渉ができればかかる手数料などは抜きで話を進めることができるでしょう。賃貸の場合、不動産会社の口利きの場合は値段交渉や税金の有無、あるいは在留ビザ登録に必要な住居証明などが取れないおそれもあるので事前にしっかりと話合い吟味する必要があります。

・敷金・礼金の有無は?
敷金や礼金といった考え方は中国にはありません。保証金(押金=ヤージン)として1か月分の前家賃と不動産仲介手数料を取られるぐらいでしょう。

・部屋数
部屋数は張り紙やネット情報などにも多く見られますが、○室○庁と表示され、室=寝室、庁=居間です。またキッチンとバストイレなどは別とされ、広東ではバスとトイレは欧米式に一緒になっているのが普通です。特別に内装されたものについてはバスルームとトイレが別々になっているものもありますが、バスはバスタブがほぼありません。必要な場合は大家さんとの交渉次第で自分で購入して設置することも可能です。

・契約期間
賃貸にかかる契約期間は通常1年です。途中解約の場合、保証金が戻らないことも多く、この点は十分に確認をとってから行うことが必要です。また昨今では世界的な経済危機から住宅価格の乱高下が激しく、家賃高騰やあるいは値引き交渉など、契約時にはきちんとした根拠の元契約を進めることが大切です。

・賃貸契約書
賃貸契約書はきちんと作ってもらいましょう。中国では住居税というものが各都市によって決められており、住宅購入者はこの住宅税を支払うことが義務付けられていますが、中国人はこの税金を賃貸する人に求めることがあります。この考えは明らかに不当なのですが、多くの現地中国人は税金を払わない主義であり、賃貸して住むのであれば税金を払うのは当然とばかりに要求してきます。ここで争うか、黙って払うか、新しい賃貸マンションを探すかは個人の考えによりますが、多くの日本人がこの住宅税についてはトラブルを経験していますのでご注意ください。
また、家賃の記載を安く契約書に書く不当な大家もいます。契約書への家賃明記は税金の金額に左右されるため、こうしたことをするのですが領収書の発行を求める必要がある場合は、正規支払い価格を契約書へ記載してもらうよう指導する必要があります。

・住居登録
中国に滞在する場合、たとえ短期と言えども住居地の届出を公安局へ行うことが厳しくなりました。居住地に到着後24時間以内に管轄する派出所へ届出を行わなければなりません。もし会社単位ではなく、単独で住居探しをする場合、24時間以内に住居を決めるということはそもそも無理ではあります。ですのでこの措置はかなり厳しいものですが、下記のような単位で登録が可能になります。またこの登録はビザ申請には不可欠なものですし、怠ると罰則規定があります。

外国人入境出境管理法の実施細則によれば…
1)外国人専用宿泊施設、臨時宿泊登録ができるホテル、学校の宿舎、企業の社宅であれば臨時宿泊登記ができる。
2)ホテルなどでは宿泊登記の際にホテルから公安へ臨時宿泊登記表を提出してもらえる場合もありますが、宿泊証明を出してもらった後自分で申請登録に行くことが普通です。
3)友人宅や会社社宅に宿泊する場合にも自分での届出が必要です。

またこの規定に違反した場合には罰則として一日延滞ごとに罰金500元。あるいは最高10日間の拘留となりますのでお気をつけください。

【サービスアパートメント】
ほとんどがホテルでの中・長期滞在型サービスルームのレンタルという形になっています。ホテルサービスを受けながら住まいとしての居心地も得られるよう、小さなキッチンやランドリーなどが併設されていたり、所在地の住所登録にも対応できるような対応もしてくれます。

レンタル期間はホテル宿泊と同じ1泊から週単位、月単位で価格設定があり、高額ではありますが単身者や中期滞在者にとっては便利なサービスとして人気があります。またホテルに併設しているため、レストラン・会議室・ジム・空港や市内直通バス・タクシー・ショップなどもあって便利です。

<住宅探し>
住宅探しは基本的に自分で探しにいくか、仲介業者を通じての紹介となるでしょう。会社の総務がすべて事前準備を整えてくれる場合は大変楽ですが、そうでない場合は探しにいくということになります。

仲介業者を通じる場合は、紹介料の支払いが発生しますが日系の企業などへ依頼すれば日本語での対応も可能ですので便利です。ただし日系企業が持っている或いは紹介するマンションは高額な場合が多く、会社負担での支払いが無理な人には不向きかもしれません。現地ローカル不動産仲介も多々ありますが、決して質はよくありません。

前述の税金の問題、マンションの管理所への連絡不十分や大家さんとの折衝でトラブルとなる話の食い違いなどもよく聞かれるところです。仲介手数料として取られる金額やそうしたトラブルを含めるとなかなか微妙ではあります。

次に自分で探しにいく場合

市内には様々な場所に不動産屋があります。日本の賃貸情報を提供してくれる不動産屋とほぼ変わりません。入り口には賃貸や売買の情報が貼り出され、希望地域や賃貸料や部屋数、家具付かどうかなど条件を伝えるとすぐに探してくれます。

中国では多くの場合、その場で契約という形でなければ部屋がなくなるなど、ローカル不動産屋の対応はよくありません。外国人である私たちは現地中国人とは違うさまざまな規制の下に生活することになり、中国の法律はまだまだそういったことに対応できていないからです。たとえば住居の税金の問題など、当然住宅のオーナーが払うべきものを借主が払わなければ貸さないということであったり、賃料の他に管理費や税金等の金額を不動産屋が提示できなかったり、理不尽なこともままあります。

住居選定はその場の雰囲気ですぐに行わず、詳しい人にアドバイザーとして付き添ってもらうか、信用おける日系企業、あるいは日本人に多く紹介している業者を選ぶことが大切です。多くの場合、外国人には外国人の住居規定があるからです。

大家さん、会社総務、またご家族など、トラブルになりやすい住居問題に関してはなるべく多くの経験者に話を聞くことが必要です。

(シンセンスクエア)

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