いつものB級グルメと打って変わって今回は高級フレンチへ。「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」と舌をかみそうな店名。タイヤ屋発行の世界的に有名レストランガイドブックでの評価は栄誉ある星2つ。今回は「好物は生卵入り冷やしうどん」というお嬢様育ち?の友人M嬢の引率。私達にはディナーの敷居は高すぎ!ということでイソイソとランチに出かける。
予約時に聞かれるのは「カウンター席ですか?テーブル席ですか?」。座るエリアが違うのはもちろん、それ以外で大きな違いはカウンター席のランチセットはHK$390のコースから、テーブル席はHK$580ドルのコースから注文可能。またテーブル席ならアラカルトなどメニューの選択も豊富(もちろんその分高額)。ふっふっふ....差別、いや区別するなんてなかなか考えているじゃない、やるね~ロブショ~ン。今回は「ゆっくりステキな環境で優雅なランチを」が私達の指令、いやテーマである為、迷わずテーブル席を予約。当日テーブル席の客はビジネスランチな面々でこっちまでハイソな気分。そして現地にて初めてその存在を知った「ガーデンエリア」。天気もいいし、外に座るしかないでしょう!!!
さ、日本人には読みづらいメニューを眺めながらのオーダー。グラスワインは一番のお手頃価格が売り切れ(作戦か?)でなんと本日注文可能な一番安いグラスワイン(白)は一杯HK$250!うわ~高っ!って言ってはいけません。なんせ「ロブションだから....」このワイン一杯で25ドルのランチが10回も食べられちゃうよ!しかも上品にグラスの半分に満たない位の量しか入れてくれない。「もっといっぱい入れて!」って冗談でも言ったらスベること間違いなしの雰囲気だし。ま、ロブションだからね....当たり前です。ちなみにコース料理の日本語訳はワタクシが食べた感覚で勝手につけたものです、お許しあれ。
アミューズ) リコッタチーズのスターター チーズを使ったソフトな口当たりの前菜。味、食感は「これトウフ?」。上面には細かくきざんだカラフルな野菜がちりばめられ小さな器には焦がしチーズのチップスで蓋がしてある。センスある~。
前菜) LE CRABE(クラブミートとクスクス) 一口で食べ切ってしまいそうな量のフレッシュクラブミート。きっとキッチンの人が一生懸命に身をほぐし出したであろう苦労の味。ソースはケチャップ風味。クスクスのライスペーパー巻きは美味しいのか食べ親しんでいない私にはわからずコメント不可。でも、日本人でこれを「めちゃくちゃ美味しいわ~」と言える人は少ないであろう。
LE THON ROUGR(ツナとベルペッパーのベルガモットオイル) 味付きのやわらかベルペッパーでツナのタルタルをサンド。かなり手が掛かった芸術品。甘めのペッパーの味は最高。ツナも濃いめの味で美味しいけど....からめたソースが甘辛のまるで焼肉のタレ風味。上に載っている「ミニ目玉焼き」は見事な半熟で手の込みように感動。
箸休め) L'OURSIN(うに乗せクリームソース) 塩が効きすぎの感があるミルク仕立てのクリームソースに2腹程度のうにが浮いている。最初はうにとわからなかった。クリームソースはあわ立ててあり軽い口当たり。
メイン) LE BAR(鱸のグリル赤ワインソース) 見事な焼き具合!一見クリスピーさが足りなく見えて実はパリパリの皮。中の身はホロホロと崩れる。表面に軽く振ってある塩がいいお味。付け合せのデラウェアはもちろん本物。お皿に絵を書いたようなセンスにうっとり。
LE POULRT(鶏とフォアグラのクリームソース) 身の上半分はフォアグラ、下半分はチキン。フォアグラはご想像通りの味で「美味しい」としか表現できぬ!チキンの身はソフトでフォアグラとのやわらかハーモニーが最高。しかしまたもやあわ立てミルククリームソースで「どんだけ『あわ立』がて好きやねん!」と連れの突っ込み。 マッシュドポテト) メインと一緒にサーブされるマッシュポテト。滑らかでバターの香りが高く「おかわりを!」と言いたくなるのを我慢!
パン) 噂には聞いていたが、やっぱり美味しいパン。小さなサイズに味が凝縮されている。チーズやベーコンを使ったパンはこれまたちょっとしょっぱ目の味。労働者向けか?
デザート) LE CHOCOLAT(チョコレートアイスとキャラメルウォールナッツ) チョコレートケーキにチョコアイス、チョコプレートの三重奏。こってり感があるけど意外と重くない。ちょっぴりのキャラメルコーティングナッツ、添えてあるソースも絶妙。
小さなお菓子のプレート) マカロンとゼリーとチョコレート。可愛すぎるマカロンの中央にはクリームが。しかし予想通り「大甘」。味がわからなくてごめんなさい。ちいさなキューブのゼリーはあんなにミニサイズの分際でしっかりと濃いフルーツの味がする。それも香料とかではなく本物のフルーティさ!あまりの美味しさに驚き。ゴールドをちりばめたような小さな粒チョコは簡単に表現すると「麦チョコ」の上品バージョン。
今回の支払い:HK$2XXX(2人ランチセット+グラスワイン5杯) 本日の満足度数88点 店内の環境20点:やっぱり....環境いいわ。天気もいいしオフィスビルに囲まれた楽園、ガーデン席万歳!。 お値段15点:値段の内訳はセット料金の殆どは家賃とネームバリュー、残りが材料費と人件費....?。な訳ないか。 お味16点:確かに繊細なお料理です、でも正直これでHK$580もするのか....という気分になります。でも、そこは「ロブションだから」 サービス18点:上品ですが慇懃無礼でなく丁寧。ただガーデン席の為、用事があるとき目が届かなかった。仕方ないけど。 衛生19点:もちろんぴかぴか~。しかしトイレ行ってみるのするの忘れた~~残念。
ラストオーダー後も追い出されたり会計を迫られたりせずにゆっくりと飲んで騒いで、ああガーデン席ってばステキ。いやぁ~本当に久々に気持ちよいランチタイムを過せました。連れのお嬢は「塩っ辛い」だの「味が下品」だの文句タレタレでしたが。ぶっちゃけごめん、私も2ツ星の価値ってよぅわからんわ....。と、茶餐店の西多士(フレンチトースト)が大好き!って言う私にはレストランの評価をする資格無しか!。そりゃそりゃテーブル席が落ち着けるけど、席にこだわらない人はカウンター席でHK$390のランチコースをお試ししてもHK$580とあまり変わらないと思われ....。いえいえそんなこと言っちゃいけません、なんせここは「ロブションですから....」。しかし一度は行ってみても損はしないレストラン、そこはやっぱり「世界のロブション」(ナベアツ風!)だから....。
L`ATELIER de Joel Robuchon
住所:中環徳輔道中12-16號置地廣場4樓401號店(ランドマーク4F) 電話:2166-9000 時間:12:00-14:30(ラストオーダー) 18:30-22:30(ラストオーダー) ウェブサイト:http://www.robuchon.com/
橋本フミカ著
香港で情報サイトを運営する“The 香港”様より記事をご提供いただいております。深センの近隣として重要な位置にある香港のホットな情報をいち早く皆様にお届けいたします。 ※The香港掲載記事はこちら
|