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インターネットサービスの様々
投稿者: Admin 掲載日: 2009-3-13(5813ヒット)

中国インターネットネットワーク情報センター(CNNIC)が今年7月に発表した統計調査によると、2008年6月末までの時点で中国のインターネット人口が2.53億人に達しているとし、米国のネット人口を抜いて世界一となったと明らかにしました。インターネットの普及率は中国全土の19.1%とされ、世界平均の21.1%に迫る勢いです。

2008年5月3日にアメリカのシンクタンクであるThe Information Technology & Innovation Foundation(ITIF)が発表したブロードバンド・ネットワークの整備状況による世界的ランキングによると、普及率や平均速度、人世帯あたりの使用率、価格などを基に30カ国をランキングした結果、中国はそのランキング圏外だったという結果が出ています。

ちなみに1位は韓国、2位は日本となっています。ダウンロードスピードは韓国を上回る63.6Mbpsですが、平均ランキング点数は韓国よりやや劣ってしまっている日本ですが、世界一のスピードを誇るのは確かです。

そんな中、中国で最もハイテクやIT産業が盛んな深センでも、インターネットのインフラ状況は日本の比ではありません。現在、深センでは経済特区内ではADSLのサービスが1M~5M(法人向けを含む)、ケーブルネットワーク利用のブロードバンドネットワークでも6Mが最高です。日本から来たばかりの方にとって、そのスピードの遅さに唖然とされるかもしれません。

現在、深セン市内で契約可能なADSLプロバイダと契約内容についてご紹介します。中国の電気通信産業は、国営企業でなければ許可されないのが実情です。中国全土における通信産業は北は中国聯通、南は中国電信と2分されています。ここ深センではADSLサービスは中国電信が統括管理しているサービスとなっています。

注意しなければならないのは、入居されるアパートメントやマンション、サービスアパートメント、ホテルによってそのサービス会社やサービスが限定されていることです。入居時にADSLサービスはどこを使うことになるのかについて、把握しておくことが必要です。

<中国電信>
最も広く普及しており、IP電話との併用では便利ともいえるかもしれません。さまざまなメニューがあり、ブロードバンド映画やメッセンジャーサービス、音楽ダウンロードサービスなどが料金に含まれていたり、IP電話の通話料が無料サービスだったりします。またモデムや保守サービス付きなど、それなりにサービスは充実です。

※中国電信ADSL料金表








<長城寛帯>
深セン市内では広く普及しているブロードバンドプロバイダです。無料インターネット動画配信システムなどのサービスが好評で、日本のドラマやアニメ・映画なども配信されるため、こちらを契約する人も多くいます。家庭用としてのサービスを主力に提供していて、1世帯3台までのPCに接続可能で、ダウンロードスピードも最高8Mbpsを保証しています。価格帯も1年契約で50元から100元までとリーズナブル。法人サービスには限界がありますので、個人でお使いの場合お勧めです。

※長城寛帯ADSL料金表

<天威視訊 Topway>
深センのケーブルネットワーク会社です。ケーブルテレビはもちろん、インターネットサービスのプロバイダとしても定評があります。こちらもアパートメントによって契約が結べるところと結べないところがあるので、事前調査が必要です。住宅密集地ではADSLよりケーブルネットワークの方が早いという話もあります。

光ケーブルサービスを提供している唯一の会社です。サービスは5Mから100Mまで。固定IPアドレス16個から32個までの取得が可能で最高16万元/月です。

こんな高いサービスは要らないとしても、ケーブルテレビで快適なブロードバンド生活を送りたい方にはトップウェイをお勧めします。

※天威視訊 Topway料金表

現在中国では、各家庭からネットに接続するPCの台数8,470万台、携帯電話によるインターネット利用者は7,305万人、IPアドレスのうちIPv4の登録利用数は昨年の33.7%も増加しており、現在このIPv4アドレスが後830日で枯渇する見通しであることが発表されている。このIPv4アドレス数は米国に次ぐ世界第2位にあり、今後2010年にはインターネットに接続できないユーザーが出ることが懸念され、新しいIPv6方式のアドレス開発が叫ばれています。

ネット利用の内容は、音楽ダウンロード、ネット新聞、メルマガ、ネットTV、検索エンジン、ウェブメール、オンラインゲーム、ブログ、BBSやSNS、ネットショッピングとなっていますが、ここ数年はインターネットバンキングやショッピングの消費も盛んになってきています。

しかし、ウェブやネットのセキュリティが不安な中国で、決済を通じた取引をするのはまだまだ早いという意見が大半です。安全にインターネットが利用できるまではもう少し時間がかかるでしょう。

あなたのパソコンはどのくらいのスピード?
※ADSLスピードテスト

≪セキュリティへの知識≫
最後に、インターネットを行うために最も重要なことであるセキュリティについてお話しておきましょう。

現在、世界で最も危険なインターネットウイルスの活発地はロシアと中国です。優秀なエンジニアやプログラマがいる一方、ハッカーや破壊行為、犯罪行為に及ぶ輩がいるのも事実です。

ここ最近で有名なのは、インターネットバンキングのパスワードやクレジットカードの暗証番号などを盗む出すウイルスや、PC乗っ取りウイルスです。個人情報が漏れるばかりか、個人の財産までが危険に会います。こんなことにならないように、ご自分のPCにも万全の対策をしておきましょう。

フィッシング・・・本物そっくりのYahooやネットバンクのサイトを作り、そこへユーザーを誘導して、口座番号やパスワードなどを盗み出す手法として有名です。あれほどフィッシングの危険が叫ばれても危険が減りません。ネットバンク利用者はご注意下さい。
※過去関係ニュース

ランサムウェア・・・感染するとPC内のデータを暗号化して、データを元に戻すには指定口座へ金を払い込まなければ暗号を解読できないとした特殊ウイルス。現在は暗号化技術の解読が進んで脅威が減っているが、いまだに新手のウイルスの出現が報告されている。感染するとHDD全体がパスワード付ZIP暗号化されてしまう。

ルートキット・・・トロイの木馬やマルウェアに代表され、アンチウイルスソフトに検知されることなくPCに感染、潜伏し、プログラムを改変してしまうもの。USBやプログラムのダウンロードなどで感染し、一度かかると厄介です。一見安全なプログラムに隠れているため発見されにくいのが特徴です。個人情報やプログラムやデータそのものを破壊してしまうものもあり、注意が必要です。

ボット・・・知らずにPCウイルスに感染し、ウイルス犯罪に加担しているケースがあります。たとえばスパムメールの発信源にされたり、Dos攻撃の発信源として自分のPCが起動している恐れもあります。こうしたボット対策は全世界的ウイルス犯罪を減らす一つの手段です。ぜひもう一度自分のPCを点検してみてください。
※危険ボット情報

こうした多くのウイルスの発信源は、その半数以上が中国です。2006年に中国全土のPCのうち86%がウイルスに感染したことがある、あるいは感染しているとした驚異的数字が発表されました。

中国でインターネットにつなぐ限り、こうしたウイルスの危険から逃れることはできません。ぜひ、ウイルス対策を!

strong>※2008年度アンチウイルスソフト検出力ランキング

(シンセンスクエア)

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