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痩せたい人の中国漢方のすすめ
投稿者: Admin 掲載日: 2007-5-11(16245ヒット)

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中国へ来て、「太ったな・・・」と感じておられる人。意外に多いのではないでしょうか?たくさんの油を使う中華料理や中華文化でもある多彩な食文化を堪能しているうちに、以前の自分とは違う自分を見つけて驚愕!あるいは衝撃を受ける方もいるやも知れません。

今回の特集は、そんな痩せなくてはならない!、痩せたい!人々に送るダイエット特集です。以前に特集した「羊がやせる、ダイエット茶」同様、中国の漢方を巡るダイエットについてその効能を調べてみました。



::太るということは?::
まず最初に考えなくていけないのは、太ったと思っている自分の身体の状況についてです。簡単に痩せればいいと考えるより、どんな状況で太っているのか?前の自分とどこが違うのか?あるいは太っている状況を数値的に認識することは、ダイエット効果をより一層高めるためにも必要です。では太っている状況をどう認識すればよいでしょうか?

太っている=肥満とは誰しも考え難いものです。しかし身体の健康面から考えると肥満についてきちんと認識することはとても重要なのです。肥満とは単に体重が重いというだけではなく、体内の脂肪量が増加している状態を言います。筋肉の増加による体重増加についてはこれを肥満と呼びません。ですので、ダイエットの多くはこの脂肪を減量することで肥満を解消するというメニューになっているはずです。

また肥満による脂肪量の増加によって、美容面だけでなく、からだの機能に不調をきたし、多くの病気を誘発する引き金になります。簡単に痩せたいという気持ちから絶食や一品ダイエットなど、強硬なダイエットを行う人がいますが、体の中でおこっていることを冷静に判断するとこれは絶対に行ってはいけません。それでなくても、肥満に陥っている場合は次のような病気にかかっていることが往々にしてあり、その上激しいダイエットなどを行うと何が起こるかわからないからです。

肥満が関係している病気として、糖尿病、高脂血症、脳卒中、高血圧、脂肪肝、動脈硬化、心肥大、狭心症など、これらは生活習慣病として死因のトップにも上げられる恐ろしいものです。ですからよくよく注意しなければならないものなのです。

また肥満の原因は摂取エネルギーが消費エネルギーを上回るために起こるケースがほとんどです。余分な脂肪が体内に蓄積されているわけですから、治療方法はとにかくその脂肪を減らせばよいわけです。

 

そこで第1に考えられるのは食事の量を減らして摂取エネルギーを制限し、蓄積されたエネルギーを使うようにすること。

第2は出る量をふやすために運動すること。

第3はこの両方を併用することです。

健康的にやせるのなら第三の方法が確実なことは言うまでもありません。しかしここで問題なのは食べる量を減らしたり、まったく食べなかったり、またご飯や肉類などを食べないなど、極端に偏った食生活をしてしまうことです。

極端な食生活によって体内は栄養不足状態に陥り、よりたくさんの食事を摂ろうと働きかけます。結果的に体重が減らない、リバウンドによって以前より体重が増えてしまうなどといった悪影響を及ぼしてしまうことがあることを忘れてはなりません。

まず食事の量は減らさず、間食、夜食をやめ、まとめ食いをせず1日に規則正しく3回、腹八分目に抑えて食べることが大切です。

では漢方ではどうやってこの太る原因をなくすことができるのでしょうか?

::新陳代謝を上げる::
人間は生きている限り新陳代謝を行っています。体内に入った食べ物が栄養として細胞に行き渡り、燃焼して不要な物が尿や大便、汗などによって排泄されていきます。この作用を代謝といい、代謝が活発であればあるほど、不要なものが排泄されるのです。

漢方ではこの代謝を活発にする事を重視しています。新陳代謝を活発にし、脂肪などのエネルギーが燃焼して老廃物として排泄されることで、さまざまなものの流れがよくなり、健康的に痩せていくと考えるのです。

体に取り入れられるエネルギー
=基礎代謝+生活活動代謝+食事誘発性熱代謝

上の公式には3つの代謝についてが示されています。
仮にそれらに番号をつけ、①基礎代謝、②生活活動代謝、③食事誘発性熱代謝とします。①と②の代謝は体温と筋肉量がポイントになり、体温が1℃下がると、基礎代謝は約12%も低下するといわれています。漢方ではこれを冷えにより気の働きが低下していると考え、その結果、血や水が停滞して老廃物が排泄されず太る原因となると考えられています。また③は食べ物による代謝誘発を示し、体を温め代謝を上げる食べ物はダイエットによいと考えられています。

こうしたことからいかに代謝率を上げるかがダイエットにおける重要なポイントとなると考え、それに漢方独特の体質を表す虚と実を組み合わせることで効果的なダイエットを行うことが漢方ダイエットの基本です。

では、実際に何から着手すべきでしょうか?
具体的に漢方ダイエットを行う前に肥満度について考えて見ましょう。

::BMI値による肥満度測定と体脂肪::
日本では体格指数として知られているBMI値ですが、正式にはBody Mass Index と呼ばれ、国際標準数値として広く使用されています。世界の人種の中でも日本人は比較的小柄なため、このBMI値の範囲にはあてはまらないという見解もありますが、昨今の日本人の10代~20代においては欧米人と変わらない体格の人も増え、徐々に適正になりつつあります。

BMI値は身長と体重のバランスにより肥満度を量る方法で、
 BMI値=体重(㎏)÷身長(m)の二乗
という公式による数値で判断されます。日本肥満学会では20未満でやせ、20~24で標準、24~26.4でやや肥満、26.4以上を肥満としています。また世界的基準においては18.5~24.9を正常範囲とし、25を超えるあたりからやや肥満、30を超えると肥満としています。これに対し、中国人の体格では20~22を正常範囲とし、22.6を超えるあたりをやや肥満、30を越えると肥満というような基準設定となっています。

これに対し体脂肪率は体重に対しての脂肪の割合を表したもので、見た目などには関係なく、見た目がスマートであっても体脂肪率が高い人は体の内側の内臓に脂肪がついた「隠れ肥満」と呼ばれるもので、生活習慣病の予備軍として、日本では注視されているものです。

健康的なダイエットとしてはこの体脂肪のみを減らし、筋肉量や骨量を落とさないことが重要です。

体脂肪率は男性と女性ではその比率に違いが見られ、男性では15%未満をやせ、15%~20%を標準、20%~28%をやや肥満、28%~35%については肥満、35%以上を高度肥満としています。また女性は20%未満をやせ、20%~30%を標準、30%~35%をやや肥満、35%~40%については肥満、40%以上を高度肥満としています。

BMI値と体脂肪率から、ご自分のある程度の肥満度を量ることができたら、次は本格的ダイエットメニューに取組みます。

::東洋医学で計るタイプ別ダイエット::
漢方いわゆる中国医学では、体を流れる3つの要素「気」「血」「水」の巡りが悪くなると病気になると言われています。「気」は生体を動かす基本となるエネルギー、「血」は血液、「水」は汗やリンパ液など体液全般を指します。「気」に一番反応するのは人間の感情で、ストレスなどが上げられます。また「血」や「水」は循環が悪くなることで体温が低下したり、熱がこもったり、老廃物の排出が滞り、代謝が落ちる事が考えられます。

漢方はこの「気」「血」「水」のバランスを整え、正常に戻す事で体の悪い部分に働きかけていく中国古来の医学です。しかし、よく聞かれることに同じ漢方薬でも効果のある人と効果のない人がいるという話がありますが、それは各個人個人の「気」「血」「水」の乱れ方が違う、或いは「証」(体質)が違うことによるものであることを意外と見落としてしまいます。

「証」はその人が持っている病気に対する抵抗力の違いのようなもので、体質とも解され、中医漢方では体力が充実し病気に抵抗する力が強い状態を「実証」、元気が衰えて体の機能が減退した状態を「虚証」、中間を示すものを「中間証」と呼んで、漢方を処方する際の指標とします。

チェックシートを使って自分の「証」を調べてみましょう。チェックした数が多いものがだいたいのあなたのタイプです。Aは気虚タイプ、Bは気滞タイプ、Cは湿熱タイプ、Dはお血タイプ、Eは湿痰タイプとなり、回答のチェック項目が多いものがそのタイプということになります。また同数であったりするものは両方の性質をもっている複合型であることが考えられます。

<チェックシート>

自分の証がわかるチェックシート 当てはまるものにチェック
         
1
食欲があまりない
食べ物の好き嫌いが多い
2
食べる量が少ない
食事は不規則
3
朝食べられない
食欲や食べる量にムラがある
4
食後は眠くなる
ダイエットの反動でどか食いする
5
上半身より下半身が太っている
お腹を中心に全体的に太っている
6
下腹がぽっこり出ている
体が張る
7
おしりが下がっている
むくみ易い
8
体重の割には体脂肪が高い
ダイエットのリバンウンドを起こし易い
9
ダイエットで無理がきかない
生活が不規則
10
疲れ易く体力がない
ストレスが多い
11
風邪を引き易い
思い込みが激しい
12
胃腸が弱く下痢し易い
タバコ、お酒、コーヒーなどが好き
13
お腹に力が入らず便秘がち
忙しさや気分に波がある
         
1
とにかくよく食べる
食事の量を減らしても効果がない
2
食べるのが早く大食い
食べる量が少ない
3
食べると汗をかく
コレステロール値が高い
4
冷たい物、油物、甘い物が好き
口が渇くが飲みたくない
5
全体的に太っている
30代から太りだした
6
がっちりとした体系で固太り
上半身が太っている
7
胸が厚く腕も太い
見た目より体重がある
8
体重も多く体脂肪率が高い
食事や生活習慣に太る理由がない
9
暑がりで汗っかき
肌のくすみ、そばかす、しみがある
10
にきび吹き出物が出易い
頭痛や肩こりがひどい
11
便秘気味で体調不良時には下痢
冷房に弱く、お腹や下半身が冷える
12
便は粘り、尿の色が濃く、近い
高血圧、高脂血症のけがある
13
皮膚のトラブルがある
生理前お腹が膨らむ(女性のみ)
     
         
1
よく飲み物を飲む
Aが多い人:気虚タイプ
2
油っこいものが好き
3
すぐに喉がかわく
Bが多い人:気滞タイプ
4
寒がりで暑がり
5
下半身が冷えている
Cが多い人:湿熱タイプ
6
色白で肌がやわらかい
7
むくみ易い
Dが多い人:オ血タイプ
8
少し動くとすぐ汗をかく
9
疲れ易く元気がない
Eが多い人:湿痰タイプ
10
息切れや動悸がする
11
トイレが近い
12
すぐに眠くなる
13
花粉症やアレルギーがある    
   
   

さて次に自分のタイプがわかったら、いよいよタイプごとの漢方ダイエットにとりかかります。

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