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海外送金について
投稿者: Admin 掲載日: 2009-3-18(13159ヒット)

外貨の送金については、日本→中国なのか、または中国(香港)→日本なのかによって送金や為替手続きに様々なものがあります。決済カードの利用拡充などに伴って、日本の銀行口座からの引き落としが可能になったり、中国の銀行口座からの決済が可能になるなど、利用者にとっては利便性が上がりました。

中国赴任や出張、或いは留学といった理由で現金を海外から送金したり、日本から中国へ送金したりする事情ができたとき、なかなか情報が拾えないのが一般的です。銀行手続きや金融の仕組みが欧米や日本とは違う中国で送金に関する情報をまとめてみました。

<海外送金>

●日本から中国へ送金
銀行と郵便局があります。両方とも中国で銀行口座を開設する必要があります。日本側金融機関での手数料はだいたい4,000~6,000円で、中国側でも受取手数料が発生します。また、日本円を一旦米ドルにして更に人民元にするため、ダブルレートでの差額が発生します。

1.ゆうちょ銀行
国際送金というシステムがあります。これは相手先の住所に送る場合と金融機関の口座へ送る場合があります。

〔住所宛て送金〕

住所宛て送金の場合は、日数がおよそ20日程度かかり、米ドルにての送金になります。更に現金を送るのではなく、為替証書が送られ、受け取った人は現地郵便局で現金に換金できます。送金1件当たりの為替証書の発行枚数は10枚までで、上限金額については取扱郵便局窓口で都度確認したほうがよいです。手数料は1件につき2,500円かかります。

〔口座送金〕

受取人の金融機関の口座へ送る場合は、現金にて送金する場合と口座間送金の2種類があります。どちらも日数はおよそ1週間。申込用紙を間違えないよう、郵便窓口にて詳しく尋ねるとよいでしょう。

通信文はローマ字及びアラビア数字30文字以内と制限され、受取銀行名、受取人名は英語名、ローマ字名で記載しなければなりません。(ピンインは不可)送金金額が100USドル以上を超えた場合は12USドルの仲介手数料がかかり、また送付先中国側銀行にて口座登記料が必要になる場合もあります。更に、相手先口座が郵便口座の場合は「Postal Savings Bank of China」となります。

口座送金には為替証書による送付ではなく、また米ドルの為替換算レートによって日本円から米ドル、米ドルから人民元への為替差額が発生します。上限金額については取扱郵便窓口にて確認して下さい。手数料は1件につき2,500円です。

図表

2.中国銀行 日本各支店
日本には中国銀行の支店窓口があります。中国の国内銀行として、また国際銀行として中国銀行を利用した送金システムが活用できます。安全性、利便性、スピード、簡易性を考慮した中国銀行の送金サービスは、口座がなくても送金可能というところがメリットです。

日本の支店窓口まで行ける方々にとっては最も早く簡単な送金システムとなっています。

 1)送金スーパーライン(送金可能な口座商品)
日本国内の4つの支店での口座を開設すれば、日本全国どこの銀行ATM機からも送金可能で、わずか3分ほどで即日送金ができます。身分証明書、運転免許証、健康保険証、パスポート、印鑑などがあれば口座開設は無料。企業様の場合は企業の登記簿謄本があれば口座開設は問題ありません。手数料は円建て海外送金の場合、5,000円。米ドル建て送金の場合、4,000円。

 2)人民元両替予約送金
こちらのサービスだと換金後の両替金額の把握ができて、受取人がその人民元を受け取ることが可能なサービスです。適用レートは中国銀行国内支店が提供する送金日のTTBレートにて換算されます。但し、中国外貨管理局規定によって、1万USドル相当額以下の人民元両替予約送金については、身分証の提示が必要で、銀行側はその写しを保管するという規定があります。また1万~5万ドル相当額の人民元両替予約送金においては、身分証のほかに資金源を証明できる書類の提示が必要です。

中国銀行の日本の各支店の窓口は以下のようになっています。また銀行口座における国際送金にはSwiftコードというものが必需で、これは全世界共通で国際間決済にはなくてはならない銀行識別しコードになっています。

・東京支店 東京都港区赤坂3丁目4番1号 中国銀行ビルディング
 TEL:+81-3-3505-8818 FAX:+81-3-3505-8868
 SWIFT CODE:BKCHJPJT
・大阪支店 大阪市西区北堀江1丁目1番35号 中国銀行ビルディング
 TEL:+81-6-6539-3666 FAX:+81-6-6538-1177
SWIFT CODE:BKCHJPJTOSA
・横浜支店 横浜市中区山下町89番地1 ファンケルビルディング1階
 TEL:+81-45-663-2288 FAX:+81-45-663-8688
SWIFT CODE:BKCHJPJTYHA
・大手町出張所 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 新大手町ビル1階
 TEL:+81-3-3277-0288 FAX:+81-3-3277-0289

3.ウエスタンユニオン 国際送金サービス
この送金サービスは今から150年前に電報サービスを行うアメリカの会社がスタートさせた事業です。通信会社として発展してきた過程で、郵便配送業務を行い、その中で送金サービスを始めたのが始まりです。この送金サービスは現在、世界200ヵ各国、およそ27万件以上もの代理店で扱われるようになり、最大規模の送金ネットワークを形成するようになりました。日本では唯一、スルガ銀行のみが取り扱っています。しかし、このサービスも来年2009年1月30日を以って終了します。

海外への送金はテレフォンバンキングで受け付けており、来店の必要はありません。また来店窓口としては東京支店と横浜支店のみが窓口受付をしています。また日本国内居住者のみが受付可能ですので、ご注意下さい。

送金金額は一人当たり、1日当たり50万円以下。30日間の送金合計金額が100万円以下となっています。

手数料は下記の通り

図表

4.Goロイズ海外送金サービス
ロイズTSBはイギリスのロイズ銀行とTrusty Saving Bank(TSB)の合弁で設立されました。送金方法は簡単です。登録申し込みをオンラインより行い、パスポート、運転免許証、住民票、健康保険証のうち2種類の写しを申請申込書とともにロイズTSB東京支店に送付するだけ。お振込みは登録完了通知を受け取った後に可能で、最寄りの銀行のATMもしくはインターネットバンキングより可能です。

送金にかかる日数は、当日午後3時までの受付で当日レートで電信送金され、同日かもしくは翌日には受取口座に入金されます。受け取り側口座の事前登録が必要で、経由銀行の事務手続きによっては遅延する恐れもあります。送金手数料は、金額に拘わらず一回につき2,000円です。但し、円建て送金の場合は別途送金額の0.1%(最低1,500円)の手数料がかかります。

4.シティバンクeセービング
世界170の国と地域にネットワークが広がっているCitibankでは、普通円預金口座にある円預金を海外でも使えることが特徴です。以前はワールドキャッシュサービスが海外での預金引出に活躍してきましたが、本年2008年3月31日をもって、新規カード発行が終了し、今後はオンラインで申し込みや口座の管理ができるeセービングが主流となってきています。

海外のATM機から24時間365日銀行取引が可能で、現地通貨にて円預金を引き出せるため、留学生を持つ親御さんや出張者にはとても便利です。口座開設はオンラインからでき、日本に住民登録をしていれば、開設には問題ありません。最短5営業日で開設が可能です。年利は0.5%ですが、口座維持手数料は無料ですので、不意の出張には最適です。

5.東京三菱UFJ銀行
世界中どこのATM機でも引き出せるインターナショナルカードのシステムがありましたが、現在(2008年9月)、このサービスは新システムへの移行のため、新規カード発行およびオンラインサービスの一時休止を行っています。店舗によりこの一時休止が異なっていますので、お使いの銀行支店で確認してください。

http://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/itncard/index.html

6.みずほ銀行
みずほ銀行では日本の口座から現地通貨を引き出せるインターナショナルカードを発行しています。一回の引出限度額は20万円相当ですが、中国側銀行ATM機によって1日の引出限度額が定められています。ご確認下さい。Cirrus(シーラス)マークの付いているATM機での引出が可能です。引出手数料は210円になりますが、海外での引出先ATM機によって別途手数料がかかります。

http://www.mizuhobank.co.jp/start/available/card/international/


7.三井住友銀行
マークのある海外のATM機で、国際キャッシュカードによる現地通貨の引出ができます。一回の引出限度額は20万円相当ですが、中国側銀行ATM機によって1日の引出限度額が定められています。ご確認下さい。
またそれとは別に行われている送金サービスでは1回の送金手数料が4,000円。関係銀行手数料として受取銀行や中継銀行で手数料2,500円程度が発生します。

http://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/kaigai/shimuke.html

●中国から日本へ送金
中国には外貨通貨局による外為管理制度が厳しく、法人による海外への通貨送金については制限されています。しかし、個人による送金については上限金額を守れば可能です。送金が可能な中国国内銀行には、中国銀行、中国工商銀行、招商銀行などがありますが、送金限度額や手数料などは各行によりまちまちで、送金日数、手数料は都度確認が必要です。

標準的な金額としては、一回の送金限度額は2000USDほどで、手数料は300元から600元ほどになっています。ドル建てか円建てでもこの料金はかわりますので、窓口にての確認が必要です。

(シンセンスクエア)

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